先輩からのメッセージ

神野萌花

2022年 入職

新人職員

中学生の職場体験
母の影響で選らんだ介護の仕事

中学校3年生の時に職場体験があって、どこに行こうかと考えていると、ちょうど訪問介護の仕事をしている母のことが思い浮かびました。疲れて帰って来るけど、いつも話している表情や声が明るく、仕事が楽しそう。「じゃあ私も行ってみよう!」と、気軽に介護の職場体験を選んだだけでしたが、終わってみれば母に「私も介護の仕事をしたい!」と話しをしていました。母からは「簡単な仕事やない!あんたにできるかえ?」と言われましたが、そのころから将来の仕事にしたいと考えるようになりました。その気持ちは高校卒業の時まで変わることがなく、母も認めてくれたので、介護の仕事をするために専門学校に進学しました。

働きながら学ぶ、学んでから働く
それぞれの性格に合った働き方

職場には、働きながら学ぶことが得意な人もいますが、私は知識がないのに専門職で働くことに不安を感じていました。性格は、ひとつひとつ物事を進めたいタイプなので、専門学校に行って介護の勉強をし、介護福祉士の資格を取ってから働くことにしました。母が「将来は自分で決めなさい」という考えだったので、専門学校は自分で選んで決めました。今にして思えば、同じ仕事をする母から、覚悟を試されていたのかもしれませんね。

高知市の専門学校に通っていたので、就職先は生活の便利さを優先して、高知市周辺にしようと考えていました。でも仕事をしながら、しかも一人暮らし。想像してみると「私には無理かも…」となって。まずは親元で生活し、仕事を覚えることを優先しようと、四万十市周辺の就職先を探すことにしました。そして、ここ四万十の郷で実習をした時の雰囲気が気持ち良く、自分が楽しく働いている姿をしっかりイメージすることができました。

イベントで感じる大きなやりがい
将来は縁の下の力持ちになりたい

現場経験がまだまだ足りていないので、先輩たちのような介護ができていないと感じています。そんな私も常日頃、利用者様に寄り添う介護を心がけていますが、職場や部署全体で感謝される取り組みを作ることも、やりがいになっています。今年度から、イベントを企画する企画委員になり、部署の企画を任せてもらっています。自分たちで計画し、準備し、当日開催。一連の達成感がすごくて、「喜んでもらえた!また次の企画もがんばろう!」ってなります。大きなやりがいも大切ですね。

入職2年目になると新入職員の教育も任されるようになり、指導した職員の成長を目にすることに喜びを感じています。同時に、リーダーや先輩たちが背負っている責任の重さが分かるようになって、目の前の介護以外の仕事にも意識が向くようになりました。私は人をサポートすることが好きなので、少しでもリーダーや先輩を支えてあげたいです。将来は「縁の下の力持ち」になることが今の目標です。